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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

どのレベルでも同じなんだ

ムスメの高校でも、どこの高校にもあるような「学年通信」がある。

ちょっと、そこにある文面を書き写してみたい。きっと、何かを感じるはずだから。

「春休みの間、入学前課題が課されていました。新しい高校生活に向けて、どこまで真剣に取り組めたでしょうか。その成果を測る確認テストが各教科で行われました。確認テストの主なものは以下の通りです。

〜省略〜

ここであえて、英語の不規則動詞活用テストのクラス別平均点、不合格者人数のデータを出します。元々の力も、進路の目標も違うので、この数字をクラス間で単純比較することには意味がありません。ただこの数字を見て、自分たちのクラスが自分のもてる力を最大化するために、恥ずかしくない努力をしているのかどうかを考えてみてほしいのです。

中学校から引き続き努力している人もいます。中学校まで怠けがちだったのに、高校入学を機に頑張り始めた人もいます。一方で、高校生活を甘くみて適当にしか準備してこなかった人もいます。

どの科目も、最低限覚えるべきことがあります。英語の不規則動詞などその最たるものです。そこをクリアしないと、その先の難しくて深くて面白い世界を知ることはできません。ここで面倒くさがって逃げている限り、自分の可能性も進路も開けません。

一度再テストに引っかかると、借金地獄が待っています。再テストに引っかかる人は努力を怠っている場合が多いため、複数科目の小テストで再テストになります。すると、翌週英語の再テストがあり、そのための勉強をせねばならず、翌週やってくる次の英語の小テスト、漢字の小テストの勉強時間が取れない。その結果、頑張って再テストに合格したとしても、その週の新規小テストが不合格になり、また再テスト…。と雪だるま式に借金が増えていき、せっかく頑張ろうと思ってもやることが多すぎてやりきれず、だんだん投げやりになり、本当はあった「やる気」さえなくなっていきます。

そうならないために、自分自身の能力をスポイルしないために、変わるなら「今」です。「今」変われない人は、いつまでも「できないんじゃなくて、やってないだけ。やればできる」と自分に言い訳をし続け、最終的に「できない人」になってしまうのです。

今年は、9連休という長期休暇があります。最初つまづいてしまった人、この連休で確実に遅れを取り戻し、自己嫌悪を繰り返す高校生活から脱出しましょう。」



ちょっと長くなってしまったね。

読んでみて、何を感じただろうか。

ちなみにこの高校、偏差値は「70前後」であり、早稲田に現役で50人以上を送り込む高校だ。

その高校でも、学校の先生達の目の前にいる生徒は

「やらない子はやらない」

という現実。

それを如何に叱咤激励し、一歩ずつでも前進させるかに苦心する。

そんな様子が手に取るようにわかるはずだ。



僕が何度も何度も書いているように

高校合格は、その先の成功を1ミリも保証してくれない。

1ミリも、だ。

その先の成功は、高校入学後に自分自身の意志で踏み出す「能動的な一歩」の積み重ねだけがもたらしてくれるんだよ。

分かる?

「うちの子、あの高校に受かったわ。これで大丈夫!はー、良かったわー」

もしそんなことを考える保護者がいたら、もうね、アホ極まりないよね。

今頃、課題テストの点数見て青ざめてるんじゃない?

もしくは数週間後の定期考査の結果表を見て

「はっ?何これ。夢?ねえ、これは夢なの?」

って、オロオロしてるはず笑笑

高校のレベルも

合格も

不合格も

そんなものは、もう何も関係ないよ。

君は昨日、ちゃんと勉強したか?

目標に向かって能動的に勉強できたか?

その積み重ね!

高校のレベルなんて関係ないよ。

どのレベルでも同じ。

やるか、やらないか。


分かったら、今日頑張ろう。

分かったら、今日頑張らせよう。