川越の塾|川高川女合格専門! 爆裂松江塾!in 川越

川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

自学ができるようになる「きっかけ」

スポーツでも勉強でも

自発的能動的な反復練習が一番実力を伸ばす。

これは間違いない。

では、どうすれば自学ができるようになるのか。

本当に伸びるための自学は、できるようになるのか。

松江塾が徹底させる「自ら学べ」という指導スタイルは

小学生ではランキングテスト前の数日間だけ。

中学生でも定期テスト前の爆裂期間だけ。

高校生になって、ようやく僕らの手も離れる。

しかもそれでも完全に自学が出来て実力を伸ばせているのは在籍している生徒の半数いるかな?どうかな?といった程度である。

自学ができるようになるか、ならないかは

子供自身が自学によって成績を伸ばし、達成感と満足感を得た、という経験の総量によって決まると思う。






サッカー部の俺。

試合でボールをもらう。でも、すぐに相手にとられ、シュートを決められて負ける。

なんか、いつも自分がボールを取られることが敗因になってる気がする。

完全にチームのお荷物だよな

ボールを取られたくないな。

相手を抜きたいな。

どうすれば抜けるんだろう。

うまい奴って、どうやって相手を抜いてるんだろう。

あー、なんか足元でボールを左右に動かしてるな。ちょっと家の前でやってみようかな

昔使ってた小さなカラーコーン、あったよな。おかーさん!カラーコーンどこにある?

このカラーコーンを相手だとして…

ボールを持って近づいて

あ、これ以上近づくと相手の足が届くよな

それより前にボールを右に動かしてからすぐに左に動かしてっと…

あー、だめだ強すぎてボールがキープできないや

もう一回

んー

こんな感じかな

あ、なるほど

ボールを止めるんじゃなくて、軽く弾く感じでいいのか

よし

もう一回

もう一回

もう一回

なんか1つの技しかできない奴みたい笑笑

でも

武器が1つあれば前よりはマシかも

もう一回

もう一回

もう一回

あれ?なんだかボールがよく見えないな

でも、試合ではボールなんて見てるようじゃだめだからちょうどいいか

もう一回

もう一回

よし

スピードも上がってきたな

はっ!もう夜じゃん!ボールが見えないのかは、周りが暗くなってたからか!

よし、家に入るか。

そんな感じで家の前で3日練習し

日曜日の練習試合

いつものように「仕方なく」自分のところにボールが来た。

相手は何度か練習試合をしている中学

下手なのはバレてる。

でも、こいつをもし抜ければ

ゴールまで近づけるはず。

よし

右に動かしてから、弾くように左

それだけやってみよう

もうリズムも動きも覚えた。

よし

いくぞ









っ!


っっ!



よっしゃ!


ょっしゃあああ!

抜けた!


抜いちまった!


抜いちゃったよ!


マジで抜けちゃったよ!

はー

まじか

気持ちいいっ!

なんだこれ


まじで俺か?今の俺か?

ひゃー

どうしよー

とりあえず走っとく?

前にも向かってドリブルしとく?

あー、足がふわふわするわ

なんだこりゃ

周りなんて、見えねーわ笑笑






帰宅後

あー、今日は凄かった

まじで抜けたわ

抜けるんだね

練習のとおりにやったら、まじで抜けちゃったよ。

あれは気持ちよかったー


なんだ、俺

やれるじゃん

なになに

もう一個くらいできることが増えたら、チームメイトも俺の扱いが変わってくるんじゃないか?

ほかに何ができそうかな


抜いた後の左足でのクロス?

チームで左でクロス上げられるのって、誰もいないよな

もしそれができるようになったら…


よし、ちょっと広い運動公園に行ってみようかな


ちょっと公園いってくるねー

暗くなる前には帰ってくるからー








うちの子にも、何か「きっかけ」があれば!

そう思う親は絶対に多い。


残念ながら、親が直接そのきっかけを与えることはできない。


親はどうしても「期待」があるから、正解を与えてしまう。

それでは子供自身の気づきがない。だから、子供自身が動き出すきっかけにはならない。

親がやるべきなのは

「きっかけがありそうな環境に我が子を突っ込むこと」

である。

そこでたくさん失敗させ、悔しい思いをさせ、励まし、叱咤し、

そこでたくさん成功させ、嬉しい思いをさせ、喜び、認め、褒める。

その一つ一つが「きっかけになる可能性」を含んでいる。


10個より100個、1000個

多ければ多いほど、子供自身が自ら「きっかけ」を見つける可能性が高くなる。

孟母三遷

まさにこれ。


早ければ早いほど良いが

勉強に関しては遅きに失するということはない。

自信を持っていきましょう。


教育ママ、礼賛。