松江塾の現高1〜高3は
学校選択問題採用校に「38人」が通っている。
高校生は三学年合わせて「107人」いるので約35%、ということになる。
これが多いのか少ないのかは分からない。
一般的な塾は人数こそ出すが、割合は出さないから笑
それに加えて、川越東や城北埼玉、西武文理や淑徳与野などの偏差値65前後の私立進学校へ進学した生徒は「31人」
合わせると69人が、学校選択問題採用校や私立進学校に通っている、ということだ。
割合にすると「64.5%」
ここには、坂戸や松山など、学校選択問題は採用していないが、それなりの実績を出す公立は含まれていない。
そういう高校も含めば、約7割が次のステージ、つまり大学に向けて全力で頑張る環境に進んでいる、ということだ。
さて、この記事では現高校部の子達で学校選択問題採用校に通っている38人が、
中学の時にどれくらいの順位を出していたのかをまとめてみたい。
各中学で、定期テスト順位が上位何%にいるかってことね。
これを読んでいる人は、自分の子供の中学の人数にこの割合をかけて、何番くらいにいれば合格可能性が高いのか判断してね。
浦和 1.3%
浦和 1.4%
浦和 1.7%
浦和高校平均 1.47%
浦和一女 1.9%
大宮 0.8%
市立浦和 2.0%
川越 3.2%
川越 3.7%
川越 4.4%
川越 4.4%
川越 4.6%
川越 4.7%
川越 5.6%
川越 7.4%
川越 10.1%
川越 13.2%
川越 18.4%
川越 22.6%
川越高校平均 8.5%
川越女子 3.0%
川越女子 3.3%
川越女子 3.8%
川越女子 7.3%
川越女子 10.0%
川越女子高校平均 5.48%
所沢北 3.6%
所沢北 8.4%
所沢北 10.5%
所沢北 12.1%
所沢北 16.9%
所沢北高校平均 12.0%
※理数科は実質的に川高レベルなので、平均値の計算からは除外
和光国際 9.5%
和光国際 14.6%
和光国際 15.9%
和光国際 17.5%
和光国際 19.4%
和光国際 20.9%
和光国際高校平均 16.35%
所沢 20.7%
川越南 18.2%
川越南 30.5%
川越南 42.8%
川越南高校平均 30.5%
こんな感じ。
まず御三家に行きたいのなら、その平均は「1.42%」だ。
第一中や初雁中なら学年1位か2位。悪くても3位は必要。
人数の少ない富士見中なら学年1位か2位には
必ず入っておきたい。
川高受験の場合、川越東という不動の人気私立高校が滑り止めになっている子がほとんどなので、強気の受験も目立つ。
だから、順位にも幅があるよね。
第一中や初雁中なら学年14位か15位以内をキープしたい。
富士見中なら9位か10位ってことね。
川女の場合、女の子は安全志向の子が多いので、チャレンジは減る傾向にある。
第一中や初雁中なら学年9位か10位以内、
富士見中なら6位以内といったところだ。
所沢北の普通科は、近年少しずつ偏差値を上げてきているし、大学合格実績も川女とほとんど変わらなくなってきているから
今後、「川女が無理そうだから所北」という流れは難しくなっていくだろう。
現時点では、第一中や初雁中なら学年20位以内、富士見中なら13位程度には必ず入っておきたい。
次に和光国際。普通科も外国語かも、それほど大きくレベルに違いはない。
第一中や初雁中なら30位以内、富士見中なら20位以内だね。
所沢や川越南は、単純に考えては危険だ。このレベルの子だと基本的な内容が多い定期テストでは点が取れるが、学校選択問題だと一気に何もできなくなる子も少なくない。
目安としては、
第一中や初雁中なら50位以内、富士見中なら30位以内。
繰り返すけど、この2校に関しては定期テストの順位よりも北辰偏差値を判断の軸にすべきだ。
最後に
高校受験の場合、定期テストや通知表、北辰偏差値のデータが出るのが「12月」がほぼ最後。
そこから受験までの約2ヶ月間、自分の位置などを知るすべもなく頑張らなくてはいけない。
上に書いたデータは、あくまでも「中3の二学期」までの平均だ。
松江塾の子達は、12月くらいから異常に頑張り始める。
休みとか、通塾とかいう概念自体が消え
「とにかくずーっと一緒に頑張る」という空気感のみになる。
しかも、そのほとんどが「自学」だ。
やはり直前期は自学スタイルが一番伸びる。
そして、自学スタイルで伸びまくって高校に入らないと
高校で沈む。
上のデータを見て、「これなら自分も受かりそうだ」と思ってはならない。
このデータを出してから後、まじで「引くほどの努力」をした上で合格してるんだってことを
忘れないでほしい。