これまで何百人の生徒を指導してきて
「暗記」に関しては本当に「十人十色」だと感じる。
今日の中2の授業では、助動詞のさまざまな意味や書き換え、慣用表現などをやり、10分間の暗記時間を与えてテストしてみた。
もう、結果は本当にバラバラ。
英語がもともと苦手な子が不正解数多いのは仕方のないこと。
でも、定期テストで点が良いのに不正解数が多い子。
暗記に時間がかかるタイプなんだよね。
他にも、我が娘のように「写真撮影」のように短時間で記憶できるが
秒速で忘れていく子もいる。
暗記に時間がかからずに、記憶が長持ちする
これがベストなのだが、
暗記に時間がかかって、記憶が長持ちしない
そういうタイプもいる。
ある程度、興味関心で差は出るし、訓練を続けることで変化していくことはあるが
どうしても「その子の傾向」は変わらない。
そんな感じだと思えば、いいかな。
自分の傾向を嘆いても何も始まらない。
補うために、努力をする。
勉強に限らず、パーフェクトな人間なんて絶対にいない。
みんな自分の足りないところはあるんだよ。
それを自覚し、行動することが大事。
スポーツや芸術なら分かるんだろうけど
勉強だと嘆いて終わりっていう子が多いんだよね。
諦めちゃダメ。