ほんの数週間前までは、受験生がいて
そしてそれぞれの進学先が決まり
喜んだり落ち込んだり、気合いを入れ直したらダラけたり
そんな子達の姿を横目に見て、もう今は新しい学年になった子達と前を向いて歩き出す。
毎年毎年同じことを繰り返す。
でも、目の前の子たちにとっては「人生初」
僕らは彼らの「人生初」を、思いっきりサポートしていかなければならない。
10回目だろうが、20回目だろうが
毎年、「こんなに大事なんだ!」と知識を伝え続ける。
そこに妙な慣れや飽きがあってはいけない。
生徒たちの新鮮な気持ちに応えるために、こちらも新鮮な気持ちを持ち続けないといけない。
僕が「内面中学生」でいられるのは、
その気持ちを常に持っているからなのかもしれないね。
みんなが通り過ぎていっても
僕らはここにいる。
これまでもこれからも
ずっと同じ場所で
自分の中の「時」を止めて。
きっと、自分の気持ちが中学生じゃなくなって
達観した大人になってしまった時が
僕の引退の時。
でも大丈夫。
まだ中2になったくらいの内面だから笑