先月あたりから、各大学の高校別合格者数を書いている。
え!あの高校、頑張ってるね!
まじ?あの高校、そんなに少ないの?
まあ、いろいろな感想を持つだろう。
高校の大学合格力は毎年毎年見ていると、それほど変化がないように思うが
5年、10年というスパンで比較すると
結構大きく変わってるんだよね。
だから、「俺らの頃とはまるで違う」という感覚を持つ保護者も多いはずだ。
まず、我が子の高校選びの際に
「俺らの頃の感覚」
は完全に捨てた方が良いかもしれないね。
さて、
大学合格者数に関してだが、
人数だけで単純に合格力を比較することはできない。
なぜか。
当然「分母」が違うからである。
例えば川越女子高校。
卒業生は360人程度である。
それに対し、今年ぶっちぎりで目立つ大宮開成
卒業生は640人もいる。
単純計算で、「1.8倍」である。
だから、まず川越女子からの合格者数を「1.8倍」することは必要だね。
そうすると、実はそんなに大きな違いはないって大学もあるはずだよ。
そしてさらに「現役生だけだとどうなの?」ってことも大切。
これに関しては今の時点では全く不明。
4月半ばあたりには書けるかなーってところだね。
その高校からの大学合格者数は、高校選びの大きな大きな指標の1つになる。
でも、
単純比較はできないってことと、結局はどこに行っても本人の努力次第ってことを
忘れちゃいけないよね。