先日、東京マラソンをテレビで観ていて
ふと思った。
「塾って、マラソンのペースメーカーと同じだなー」
って。
ペースメーカーって、wikiで調べてみると
「高水準かつ均等なペースでレースや特定の選手を引っ張る役目の走者のこと。ラビットと呼ばれることもある。
ペースメーカーを導入することにより、レース序盤でライバル選手を意識しすぎてペースを乱すことがなくなり高記録が期待できる(最先頭を走る競技者の負担が減る)。また、選手の風除けの役割も果たす。」
って書いてある。
結局さ、勉強もマラソンも自分で頑張らないと一歩も前には進めないじゃん?
ペースメーカーが手で引っ張ってくれたり、背中を押してくれるわけでもないじゃん?
ただ、「僕についてくれば2時間5分くらいですよー」みたいな「目安」になる感じでしょ?
マラソンに詳しい人、ごめんなさいね。僕は素人なので、他にもペースメーカーの大切な役割ってあるのかもしれないけども。
塾もさ、「この時期にこれくらい覚えてねー」「今、このレベルが解けないとだめだよー」みたいな目安を適したタイミングで提供する役割を果たすよね?
結局は生徒本人が頑張って覚えたり考え抜いたりしなくちゃいけないのは変わらないじゃん。
「川高川女に合格できるペースはこんなもんですよー」
っていう目安。
これが塾の役割。
そう考えると、ペースメーカー選びっていうのはめちゃくちゃ大事。
だって、「2時間5分」の目安をよく知ってるランナーじゃないと無理じゃん
「ベストタイムが3時間です!」というランナーはダメだよね?
松江塾が中学受験や難関大付属高校受験を対象外としているのはこれが大きな理由。
だって、その目安となるペースを知らないんだから。
松江塾はこの3年間で
浦和 3名
一女 1名
大宮 1名
市浦 2名
川高 7名
川女 6名
所北 4名
和光国際 7名
の合格者を輩出してきた。
大手塾に比べたら「人数」は比べるまでもないが、それでも在籍生の3人に1人以上に相当する「割合」である。
松江塾が引っ張ったから合格できた、とは全く思ってはいない。みんな彼ら自身が頑張った結果である。
ただ、松江塾は彼らの横にいて、彼らのペースをこの目で見てきた。
彼らが欲しがるカリキュラムを彼らが欲しがるタイミングで提供してきた。
それこそ、こういう高校に受かるために必要なペースなのだ。
そのペースを熟知しているからこそ、今目の前にいる中学生が
「うん、それで大丈夫」
「うーん、ちょっと遅いかな」
「いやいや、やばいよ」
「厳しいかもなー」
というのがリアルに分かる。
小さい塾だからこそ、生徒に合わせた微調整も出来る。
塾は星の数ほどある。
松江塾は、「あるもの」と「ないもの」が明確だ。
「頑張る子を応援する」
とか
「やる気にさせる」
とか
「一人一人に合わせた」
とか、そんな抽象的なコンセプトの塾ではない。
「2時間5分で横を走ります」
という塾である。
新中3、残席は「3席」である。
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