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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

どのタイミングで気づいたか

我が子ら2人、どのタイミングで「学力」に気づいたか。

 

息子の場合、まだ何も喋れないころから

 

機関車トーマスのキャラクターを手に持ち、

 

トーマスなら「ト!」

 

ゴードンなら「ゴ!」

 

パーシーなら「パ!」

 

と一文字だけ言いながら根こそぎ覚えてアピールする、という姿があった。

 

同じ月齢の頃の娘は、左手の親指を加える癖があったので、喋らずに遊んだりすることが多かったかな。

 

息子の方が2歳上なので、その頃にはウルトラマンの怪獣やポケモンのキャラクターをバンバン覚えていってたかな。

 

娘のその年齢の頃にはとっとこハム太郎のキャラを覚えていたけど、興味を持つ対象がキャラ数の少ないものに限定されていた気がする。

 

でも、3歳と1歳、5歳と3歳

 

そんな感じの時は大きな差を感じることはなかったかな。

 

一番強く「あ、違うな」と感じたのは

 

小3

 

だったかな。

 

2人とも幼稚園の年少か年中くらいにはひらがなやカタカナ、簡単な漢字などは読み書きができるようにはなってた。

 

小学生になってから、全国統一小学生模試とかも受け始めたが、そこでもそんなに大きな差はなかった。

 

なるべく思考力を鍛えたかったので、

 

小3くらいから中学受験用の「ハイクラス」「ハイレベル」の問題集を家庭学習に取り入れた。

 

息子は難問でも、説明すると同じような問題を同じように解き、徐々に「あー、なるほどねー」とか言いながら腑に落ちていく、という様子が見られたが

 

娘が同じ学年になった時に同じ問題集をやらせても、難問の前で「フリーズ」するようになった。

 

この瞬間だったかな。

 

「あ、兄妹でもこんなに違うんだ」

 

と思ったんだよね。

 

僕自身、焦りとか困惑とかは全くなかった。

 

何だろね

 

すーっと受け入れられたんだよね。

 

運動能力はブッチギリで娘の方が優ってたからかな、多分。

 

そこから奥様と話し合い、娘は「基本問題を完璧に」という反復を重視した勉強にシフトした。

 

外部模試を受けるのも回数を減らした。

 

結果的に、高校受験の時まで

 

小3の頃に気づいた印象がなくなることなく続いたんだよね。

 

未だに奥様と同じ話になるんだけど

 

「あの子、うちらの子供じゃなかったら、マジで偏差値40とかもいかなかったよね」

 

定期テストの順位や偏差値なんかを見れば

 

「いやいや、なだなんだ言っても頭いい子なんでしょ?」

 

と思う人もいるかもしれない。

 

でもね、これは本当なんだよね。

 

マジでここまで引き上げるのは大変だった。

 

実際、何度も夫婦喧嘩になったし。

 

僕よりも奥様の苦労は本当に大きかったはずだ。

 

そーだなー

 

犬のしつけや芸で例えるなら

 

息子が「お手」を教えるくらいの労力だとすれば

 

娘は「3回回ってワン!」を教えるくらいの労力

 

分かる?笑笑

 

これが全てにおいて、だからね?

 

しかも息子は教えた「お手」を一年後でも覚えてる。

 

娘は「3回回ってワン」を翌日にはフルリセット!ぜーんぶ綺麗に忘れてる。何ですか?それって。聞いたこともございません。

 

全てにおいて、だからね?

 

分かる?

 

僕が塾から帰ると、奥様が「もーやだー!何であんなにきれいに忘れてるの?もう理解できない!」

 

って、あんなに忍耐強い奥様が何回も根を上げそうになったからね。

 

もうね、身内の恥を晒すようだけど

 

娘は小学生の頃から未だに定着しない知識がある。

 

それが

 

「青年」

 

という熟語。

 

この言葉が、娘の脳みそに入らないんだよ。

 

その言葉の持つ概念自体を脳みそが受け止めてくれない。

 

彼女の中では、人間の成長は「子供」と「大人」しかないんだよね。

 

その間の「青年期」というものがあるっていうことが、まず絶対に理解できないんだよ。

 

多分、未だに「読める」だけ。

 

書けないし、言葉の意味も忘れてるはず。

 

僕ら夫婦の中では「青年事件」と呼んでいるが、最初は何かしらの障害なんじゃないかな、と思った。もしかしたら実際にそうなのかもしれない。

 

そういう「何でこの知識だけ?」という、まったく脳みそに浸透しない知識や単元があるんだよね。

 

また長くなってしまった笑笑

 

これを読んでる人がどの段階の子育て中かは分からないけど、我が子と接していて

 

「あ、もしかしたら」

 

と感じる瞬間あるよね?

 

その時感じたことは、おそらく正解。

 

そういう気づきができるのは親だけ。

 

そしたら、その子の育て方に「微調整」をして、「覚悟」をしないといけない。

 

それが子育て、というものなんだと思う。