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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

「やってるのに伸びない子」っているの?

松江塾中学部には100人を超える子が通ってきてくれている。

 

そのうち3割の子が、各中学の学年上位10%以内に入っていて、最終的には6割の子が偏差値60以上のいわゆる進学校に進む。

 

こういう数字って、進学実績を前面に出す塾なら結構似たような数字を出すよね?

 

でもね、逆のデータって出さないと思わない?

 

つまり、「下位」にいる子達のデータ。

 

その塾に通わせても伸びない子

 

下位のまま順位が上がっていかない子

 

嫌な言葉だよね

 

「下位」って。

 

どんなイメージがある?

 

おそらく、単純に「勉強が苦手」「記憶力が弱い」「思考力がない」

 

そういう言葉がたくさん出てきそうだよね。

 

松江塾にだって、そういうタイプの子達はいる。

 

多分、みんなの想像よりも多い。

 

そうね

 

在籍生の約1割は、学年でいうと上位50%前後にいるって感じかな。

 

学校なら真ん中に入るかな?入らない時もあるかな?っていうレベルでも、松江塾だと下位という位置付けになる。多分、この辺りが「頭の良い子しか入れない」というイメージに繋がるんだとは思うけど。

 

さて、その「松江塾で下位の子達」はどういう子たちなのか。

 

これはね、もうバラバラなんだよね。

 

勉強が、大っ嫌いな子

 

教科の内容に興味を持たない子

 

覚える作業を嫌う子

 

集中力を維持できない子

 

言葉の意味を脳みそで咀嚼しない子

 

土台のルールの理解が甘い子

 

まあ、とにかく書ききれないくらいたくさんパターンはある。

 

でも、その中に

 

「まじめに頑張ってるのに伸びない子」

 

という子もいる。

 

題名の答えだね。

 

「頑張ってるのに伸びない子」

 

は存在する。これ事実なんだよね。

 

本当にコツコツ、熱心に没頭して頑張る。

 

良い点を取りたい!っていう意欲もある。

 

負けたくない!とも強く思ってる。

 

それなのに、伸びない。

 

まあ、大体このタイプの子は半分以内には必ず入るけど上位40%台から抜けられない

 

そんな感じにはなる。

 

親から見ても、本当に頑張ってる。

 

本人も頑張ってる。

 

でも伸びない。

 

みんなが頭を抱える。

 

「なんで?」の連続ね。

 

これね、若干位置は違うがうちの娘もこのタイプだからよく分かる。

 

まずね、性格が「楽天家」「ポジティブ」「何も考えてない」「あまり気にしない」タイプの子ね。

 

教科書読むじゃん?

 

でも、分からない部分があるんだけどその部分はスルーするんだよ。

 

分かる部分があるから、そこのみに意識がいく

 

問題もそう。

 

間違えた問題はスルー。できる問題がそこそこあるから、そっちに意識を向けて危機感を持たない。

 

めちゃくちゃ反復練習するんだけど、できない問題はスルーするから

 

「できる問題」だけをめちゃくちゃ反復する。

 

自分の中で「まあ、大体できてるから大丈夫」と納得するラインが低いんだよね。

 

多分、ワークの7割くらいができてれば「まあ大丈夫かな」って思ってるイメージだね。

 

このレベルだと、定期テストでは60点台なだよね。

 

自分の中でできてる!と思いながら徹底反復するから、どんどん定着する。

 

その時に、「できない問題は確かにあるけど、できてる問題の方が多いから大丈夫!」って強く思いながら反復するから

 

思考力がどんどん固まる。

 

「できない問題のことは考えない!」って思い込ませるんだろうかね。

 

意固地になるイメージ?っていう感じね。

 

そうなると「頭が固くコチコチ」状態。

 

教えてても「頭が固いなー」っていう印象を受けるのは、大体このタイプね。

 

「できない問題があるけど、いいんです。大丈夫なんです!」と強く思い込もうとするから、メンタルブロックがかかる。

 

このタイプの保護者の方々、「確かにその通りだ!」って思うでしょ。

 

ぼくも薄々感じてはいたけど、自分の娘のことで散々悩み、観察し、分析し続ける1年間を過ごしたから、リアルに分かった。

 

もうね、これは「そういう性格の子」なんだと思うしかない。

 

でもね、奥さんとよく話すんだけど

 

「このタイプの子達は大人になったら強い」

 

と断言できるよ。

 

だって、何事も「あんまり気にしない」んだから。

 

これって、生きていく上では超大事な能力で

 

本人にとっては幸せなことなだよね。

 

逆のパターンの人、辛い時多くない?

 

いろんなことが何か気になる

 

小さいことでも気になってモヤモヤする

 

この連続の毎日。

 

勉強と違って、自分の努力で解決できることの方が大人になると少ないでしょ?

 

解決すべきだし、解決したいのに、どうにも無理だと分かってしまう。でも、どうにかしたい!

 

モヤモヤ

 

モヤモヤ

 

くそーっ!きーーーーっ!

 

ってなるじゃん笑笑

 

でも、その時に「ま、いいか!」とスルー出来る子達。

 

強いんだよ笑笑

 

我が娘なんて、彼女の99%は「スルー」でできてるから笑笑

 

育児のストレスなんて感じないんだろーなー

 

「運」だけは強烈に良いから、結構楽な人生歩んでいくんだろうなーって想像できる笑笑

 

おっと、勉強の話から逸れたね

 

こういう子達

 

どうしたら成績が上がるのか。

 

上がる方法はあるのか

 

 

 

 

 

 

ある

 

 

 

 

本人の自覚が多少なりとも変化しないと超上位層に食い込むことは無理だけど

 

ある程度までは伸びる。

 

 

どうすれば良いか、

 

 

 

それは

 

 

「間違えた問題だけを集めた問題集」

 

これだけをしっかりやらせること

 

 

これは親がある程度協力しないとダメかもしれない。

 

ワークやテキストを見て、できてないところをコピーしてノートに貼る。

 

そして、そのノートだけをやらせる。

 

「スルー」したくても、できない問題ばかりだからスルーできない。

 

そこで初めて「んー、なんかこれ嫌だな。仕方ない。出来そうな問題を考えてみるか」という行動に出る。

 

もともと決定的に学力が低いわけじゃないから、何問かはできるようになる。

 

この時点で、また「スルー」が始まる。

 

しかもポジティブだから「できない問題しかないのに、何問かできるようになった俺すげー」って満足しちゃう笑笑

 

自学できない子じゃないけど、定期的に横にベッタリ張り付いて観察していかないといけない。

 

何年も何年も解決策が見えなかったこのタイプの子達。

 

我が娘と戦い抜いた1年間のおかげで、なんとなく道が開けた気もする。