息子が浦和高校に入学して約2年。
塾の先生として、いろんな高校のリアルな様子を実際に生徒から聞きまくってきたが
「保護者」としての立場では、
浦和高校のことしか語れない。
そこで、
保護者から見た浦和高校について、ちょこちょこ書いていこうと思う。川越高校を検討している保護者にも参考になるかもしれない。ただし、浦和高校を一回り「マイルド」「ライト」にしたような感覚でとらえる必要はあるかも。
まず、良いところから書いてみようかな
1. 校則が1つしかない
「登下校時は制服着用」これしか校則がない。
これ、本当にそう。
だから、学校に入ったら上下スウェットの子とかも普通にいるそうだ。学ランの下はワイシャツなんて着なくていい。息子も毎日パーカーに学ランというスタイル。私服の学校に通わせてる感覚にほど近い。
親としては、学校指定のものを着回すためにいつまでに洗濯しなければならない、などのプレッシャーがない。ジャージ、上履きなどは持って帰ってきた記憶がない!笑笑。女子がいないため、制服が多少汚れていても本人が全く気にしなくなった笑笑
遅刻に関しても、時と場合によるが授業にさえ間に合えば遅刻とカウントされないことも多いらしく、家を出る時間も割と適当。焦って事故に遭うよりは「一本後の電車で行けば?」と声かけできるのは良いかも…。
2.勉強するようになる
これも個人差が大きいのかもしれないが、中学生の時と比べて日々の予習に関しては雲泥の差。
聞いているだけでも授業のスピードは「異常」とも言えるレベル。だから、予習は必須だと本人が感じるようになっているように見える。
同級生には勉強する子としない子がいて、その差は大きいようだ。「駿台偏差値70超え」の友達と同じくらい「数学5点」というような友達の話もよく出る。2極化はあるのかもしれない。だから、どういう友達ができるかが重要。
3.男らしくなる
これが一番かも。とにかく「自分でやる」という力が異常なまでに伸びているように感じる。古賀マラのせいで体内の距離感が狂ってしまい、「20キロ?そんな近いの?じゃ自転車で行くわ」とか笑笑。
中学時代は「どうしたらいい?」と聞いてくることも多かったが、高校生になってからは「まあ、適当になんとかするよ」が口癖になったような…。
4.女子を神聖なものと見るようになる
これは顕著。中学時代は、女子はウザい、面倒くさいという存在だと言い切っていたが、男子校に通うことで女子の存在が如何に学校生活に彩りを与えてくれるかな気づいたようだ。
5.妙なプライドが消えた
これも当然かも。身近に頭抜けた子や帰国子女がたくさんいるようで、自分は凡人なんだと改めて自覚できているように見える。偏ったプライドは大人になるには無いに越したことはない。
6.親にお礼が言えるようになった
これは浦和高校のおかげとは言えないが、高校生活は弁当とか荒天時の駅までの送迎とか、親の力がないと大変苦労する場面も多い。中学時代は「やってもらって当たり前」という空気感だったが、高校生になって、「親のおかげ」ということに意識を向けられるようになったように思う。駅まで車で送って行って降りるときに「ありがと。帰りの運転、気をつけてね」とサラリと言われた時は、車の中で一人ニヤニヤしながら帰った笑笑。
こんな感じかな。
書いてみて、特に「浦和高校だから」というよりは、高校生になると男の子はこんな感じになりますよー、みたいな記事になったね笑笑