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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

我が子のタイプ別!進路を考えて

子供のことを一番分かってるのは「お母さん」だ。

 

お父さんである僕がそう言うと寂しく感じるが

 

これはもう、どうにも仕方のないことだと思っている。

 

何となくだけど

 

父親は我が子の分析に「理想」や「希望」を盛り込む。

 

それに対して母親は「現実」「目の前の我が子」をしっかりと見る。

 

まあ、これは我が家だけかもしれないけどね。

 

息子は当たり前のように浦和高校に進学した。

 

中学でも学年1位を取りまくり、北辰偏差値は74、駿台偏差値も65を超えていた。

 

根は真面目

 

身の回りのことは何一つできない

 

勉強は嫌いじゃない

 

性格を見ても、数字を見ても

 

進路に関して特に口を挟む余地がなかった。

 

それは今も同じ。

 

当然、娘にも同じ道を見ていた。

 

しかし、娘が小さい時から我が奥様は

 

「あの子は兄とは違うと思う」

 

と常に言っていた。

 

僕は、正直多少同じことは考えていたが

 

やはり「期待」と「理想」が混じった。

 

中学に入り、学年1位は取ったものの、平均すると一桁台後半程度。

 

ところが、偏差値が伸びて来ない。

 

60台後半止まり。

 

奥様は「ね?言ったでしょ?」

 

それでも僕はギリギリまで待った。

 

しかし

 

伸びない。

 

根が不真面目

 

脳内にお花畑がある

 

身の回りの細かい整理整頓が大好物

 

勉強は大嫌いだが、コツコツと何時間でも勉強はできる←これは最大の謎

 

テンションに上がり下がりがない

 

やはり冷静に見ると息子とは全てが違う。

 

そこで夫婦で何度も話し合った。

 

娘は「べつにどこでも楽しめるよー。」としか言わないので会議からは除外した。

 

おそらく、公立トップには受かる。

 

しかし

 

そこから先は確実に沈む。

 

一般入試に勝てるだけのキレはない

 

かと言って、そのレベルにガチで指定校推薦を狙って来ている子たちにも勝てない。

 

性格と数字を冷静に考えて

 

悩み、悩み抜いて

 

私立の指定校推薦専門コース

 

に決めた。

 

小さい頃に「工場の流れ作業とかなら永遠にできる気がするー」と言っていた娘

 

何事にも燃えず、冷めず、コツコツと目の前の課題をやり続けることに苦痛を感じない。

 

でも、全てをすぐに忘れる。蓄積しない。←スーパー楽天家なのはそのためかもしれない。

 

授業

 

小テストに向けた勉強

 

宿題

 

定期テスト

 

こういうことにはある程度以上の結果は出してきたし、今後も出せるだろう

 

そう判断しての決断だ。

 

もちろん、私立に決めてからも何の変化もなく毎日机に向かってコツコツと勉強する娘。

 

もう、指定校推薦のことしか頭にないようだ。

 

高校では続けてきたバスケもやらないそうだ。

 

まさかそこまでスイッチが切り替わるとは思わなかった。

 

娘のバスケが見れなくなるのは寂しいが、本人が決めたことだから尊重しよう。

 

 

 

我が子への期待はどの親にもある。

 

しかし

 

その「期待」と「子供の素質」が一致しないことも多い。

 

そこを冷静に受け止めて、

 

最善の道を模索する。

 

それは親にしかできない。